タッチフットとは

・どんなスポーツ?

タッチフットボールとは、アメリカンフットボールから危険な要素を取り除き、誰でも楽しめるようにした「生涯スポーツ」です。本国アメリカではポピュラーですが、日本ではまだあまりポピュラーではありません。最近になってようやく「協会」ができ、普及活動が行われています。(あの鳩山由紀夫元首相が趣味として公表しているスポーツであり、JTFA(日本タッチアンドフラッグフットボール協会)の会長)女子大学チームが最もマスコミで話題になっていますが、もちろん男子も行うスポーツです。アメリカンフットボールとの主な違いは以下の通りです。

・オフェンス、ディフェンスそれぞれ6人である。 (注 アメリカでは7人が一般的)  

・上半身に両手でタッチすることにより、ボールデッドとなる。

・ファンブルしてボールが地面に接触したら、ボールデッドとなる。

・競技場が狭い。(横 40 yard × 縦 80 yard (エンドゾーン 各 10 yard を含む))

・センターも含め、オフェンス全員にパス捕球資格がある。

・フィールドゴールとキックによるPAT(Point after Touchdown) はない。

・タックルなど、危険行為については細かい禁止規定がたくさんある。(基本的に 15yardの罰退で、厳しい)

・防具はいっさい着けない。

・男女混合(ミックス)の場合、男性から男性へのパスは禁止。

・危険を避けるため、「宣言パント」というルールを採用可能。

・試合時間は1Q8分×4Qで32分。しかし、実際はタイムアウトや時計が止まるプレーもあるので約1時間。

フットボールというと、いかにも怖そうですが、試合中の接触はバスケットボール程度だといわれています。全然接触がないとは言いませんが、たいしたことはありません。また、バスケットボールやサッカーと比較すると休憩できる時間が多いので、それほどハードでもありません。タッチフットボールの良いところは:

アメリカンフットボールの気分が手軽に味わえる

・考えながらやるスポーツである。

競技人口がまだ少ないが、体育の授業などでも取り入れられ始めていて、今後普及する可能性が高く、パイオニア気分になれる。

・どんなスポーツ経歴でもポジションが専門化しているため試合で活躍し易い

お金がかからない。(ボールとスパイクと練習着のみ。)

 

といったところでしょう。

・ゲームの概要

タッチフットのフィールド
タッチフットのフィールド

タッチフットボールは、ボールを使った鬼ごっこと考えるとわかりやすいかもしれません。1チームの構成は6人です。一方のチームはボールを持ってできるだけ前に進めようとします。このチームを攻撃(オフェンス)チームと言います。もう一方のチームはボールを持った相手選手をつかまえようとします。こちらのチームを守備 (ディフェンス)チームと言います。守備チームは、攻撃チームの中のボールを持った選手に両手でタッチすることが目的です。これは子供の鬼ごっこで、鬼を捕まえるのに似ています。一方、攻撃チームは、守備チームに捕まらないよう、工夫してボールを前に進めます。このため攻撃チームに許された手段は、

ボールを持って走る(ラン)

前にいる自チームの選手にボールを投げる (前パス)

後にいる自チームの選手にボールを投げる (後パス)

横、または後にいる自チームの選手にボールを手渡しする (ハンドオフ)

ただし、前パスは強力な手段ですので、いろいろな制限があります。攻撃チームはこれらの手段を自由に組み合わせてボールを前に進めるよう、知力と体力を尽くして頑張ります。以下、攻撃チームの、ボールを前に進めようとする行為を総称して「攻撃」と呼びます。攻撃チームの最終的な目標は、競技場(フィールド)の端にあるエンドゾーンと名付けられた地域にボールを運び込むことです。これに成功すると、攻撃 チームには6点が与えられます。これをタッチダウンといいます。ちなみに、競技場は右上のような形をしています。

ところが、すんなりとタッチダウンできるわけではありません。次のようなことが起こると、審判が笛を吹きますから、攻撃は いったん中断しなければなりません。

    ボールを持っている選手が守備チームの選手にタッチされた。

    ボールが地面についた。

    ボールを持っている選手が、手の平と足の裏以外を地面についた。

    ボールを持っている選手、あるいはパスのボールがサイドライン(競技場の横のライン)を越えてフィールドの外に出た。

攻撃が中断すると、攻撃が中断した地点から競技場中央(インバウンズライン上)まで審判がボールを(ゴールラインと平行に)移動します。ここから次の攻撃が開始されます。守備チームの最終的な目標は、相手にタッチダウンを許さず、できるだけ早い機会に攻撃権を相手から奪うことです。守備チームは、次のいずれかの場合に、相手から攻撃権を奪います。守備チームが攻撃権を奪うと、そこで攻守が交代します。攻撃チームが4回の攻撃で 10ヤード前進できなかった場合。この場合、最後の攻撃中断地点から守備チームが次の攻撃を開始します。攻撃チームがパスしたボールが地面に着く前に、守備チームの選手がキャッチした場合。これをインターセプトと言います。インターセプトがあると、その瞬間、ゲームが中断せずに攻守交代します。つまり、インターセプトした守備選手は、そのままボールを持って走って構わないのです。 このようにして、攻守交代しながら互いにエンドゾーン目指してボールを進めます。これがタッチフットボールのゲームです。

引用元:日本タッチフットボール協会関西オープン・一般女子連盟